第2・第3のふるさと

あんこさんです。

実は、昨日沖縄ぜんざいを食べてすぐ
道を挟んで、となりのとなりにある
『カメリア・シネンシス』というお茶屋さんに立ち寄りました。

お財布を忘れた日に発見したお店が
ぜんざい屋さんと、このお茶屋さんです。
黄金(くがに)通りというひとつの通りに
あんこさんの大好きなものが二つもあるなんて、素晴らしい。
ここにインドカレーがあったら、間違いなく引っ越します。
黒カレーと紫カルパッチョ - あんこさんの日記

お茶屋さん、と聞いて思い浮かべるのはどんなお茶でしょうか?
日本茶かもしれないし、紅茶かもしれない。
きっと、一番好きなお茶、
あるいは、なじみのあるお茶が出てくるでしょう。
ことばって面白いですね。

このお茶屋さんだったら、
日本茶も、紅茶も、私が好きな台湾茶中国茶も、好きなものをいただけます。
お店の名前、カメリア・シネンシスとは、お茶の木の学名です。
椿も同じカメリアです。お茶の花も椿によく似ているんですよ。
椿油の箱に『カメリアとは椿のことです』みたいなことが書いてあったような。

たまたまそのことを知っていたから、
お店を通りかかった時に、
お茶のお店だ、と気づくことができたのかもしれません。
最近、たまたま気づくことが多くて
自分でもびっくりしています。

びっくりすることはまだあって、
日本茶は新潟村上のお茶、
お米も新潟のものを仕入れているとあって、
なんだかうれしくなりました。

新潟は私の第2のふるさとですからね。
月に2〜3回新幹線で通って声の勉強をしています。
沖縄出張中はちょっと離れていますが、
もうすぐ夏休みをとって里帰りしますよ。テンション上がります!
声のサロン――良い声で話せるようになるボイストレーニング話し方教室(新潟県新潟市。言語戦略研究所所長の齋藤匡章が直接指導する共鳴発声法による発声話し方レッスン)


今回いただいたのは、台湾茶梨山(りざん または なしやま)茶です。

すでに私の中では、なじみのあるお茶になってきました。
だから、注文する前に「以前に来たことがありますよね」
なんて言われてしまうのでしょうか。

お茶酔いするほど飲んだ後に
初めて来た人には「ウェルカムドリンク」として好きなお茶をいただけるというので
ダージリンティー(サングマ農園)をお願いしました。
(メイフェアのメニューには、
三匹のクマが書いてあって、ついつい注文してしまうんです)

これを台湾式でいれてくださるというので驚いたら
ダージリンは中国発祥のお茶なんですよ。
だからこうして香りを楽しむのをおすすめしています」
と教えてくださいました。

店長さんは、歴史の中のお茶に興味を持っていったら
とうとうお茶屋さんを開いてしまったという方です。
いいお茶の見分け方から、歴史まで、
ほかの方の接客がおろそかになるのでは、というほど熱く語ってくれます。

カメリア・シネンシスは、お茶の知識を深めたいとき
以前にご紹介した流求茶館は、リラックスしたいときや
ご一緒する人がお茶好きかわからないとき(コーヒーもあります)
という使い方がよさそうです。
カメリア・シネンシス便り
流求茶館つーしん

また一つなじみのお店が増えて
沖縄が第3のふるさとになっていくのかなぁ、なんて思いました。

本当のふるさと、埼玉には名物もあまりないし、
『ださいたま』、なんて言われても仕方がないかなぁと反論もしません。
身近すぎて思い入れがあまりないようです。
沖縄の人はあまり場所がわからなそうなので、
深入りしない話のときは「東京から来ました」なんてごまかします。

ふるさとへの思いを忘れないように
子供のころに県大会まで行った、
埼玉郷土かるたをもう一度おさらいしてみましょう。

『あ』荒川は 豊かな埼玉 つくる川
『ん』草加宿 今に伝わる 手焼きせべい
『こ』こどもの日 大空泳ぐ 加須の鯉

埼玉の人って、なんだかんだ言って
けっこう埼玉から離れられないんですよ。

今週のお題「私のふるさと」