オ・ソーレ・ミオ(私の太陽)はすぐ近くにあった

あんこさんです。

昨日、腕時計をなくしました。
妙に左手が軽くて、
体のバランスがほんの少し変な感じがします。

別の時計が沖縄に来てすぐに壊れてしまったので
こちらの時計屋さんで買ったものでした。

赤い文字盤に銀色の太陽が描いてあって、
しかも太陽光(Solar)で動くすぐれもの。
『沖縄の太陽』と思って、いつも一緒でした。

沖縄にいる時間は残りわずかなのに
私の太陽はどこへ行ってしまったの?
'O sole mio(私の太陽)!

なんて、叫びはしませんでしたが、
焦ったり、落ち込んだりすることもありますよね。


なくしものをしたとき
私はいつもこうすることにしています。

  1. 時間を空ける
  2. あると思って、見る
  3. それでもなかったら、なかったことにする

焦っているときに
「ないよ〜ないよ〜(汗)」
と探すと、絶対にみつからないものです。


以前、年末の仕事納めという日に
会社のセキュリティカード(入館証)をなくした部下がいました。
ビルには入れないので、カードを無効にして
家に帰って探すルールになっています。

こんな忙しいときに〜と思いながら
帰る前にカバンの中を一緒に見てあげてもなくて
警察に届け出もして、鉄道会社や立ち寄ったお店にも電話して
家中探した結果、
「・・・カバンの奥に入っていました」と報告がありました。

どうやって見つけたかというと
ご実家のお母様が、「あると思って見てみなさい」
と落ち着いて声をかけてくれたのだそうです。

カバンの中身をすべて出したら、
何かモノが入っている感じがして
ポケットの奥に穴が開いていてそこに入っていた
とのことでした。
朝探した時には、手鏡だろうと思って見なかったのだそうです。
本人は「ずっとそばにいたのに、見つけてあげられなかった〜」
としばらく悔やんでいました。

それ以来、おまじないのように
『あると思って、見る』と心の中でつぶやいてから探し
それでもなかったら、
悔やんでいる時間がもったいないので、
「なくても過ごせる、また買えばいい」
と思うことにしています。


私の太陽(時計)はというと、
朝なくして、夜も見たけどありませんでした。

家では腕時計をしないので、
ケロッと忘れて引っ越し作業していたとき
なぜか、いつも使っているカバンを見てみたくなり
「あ、時計をなくしたんだった」と思いだし
『あると思って、見る』とそこにあるイメージをしたら
本当にありました。
おかえり、私の太陽♪

なくしものをしたら試してみるチャンスです。
といっても、わざとなくすのはダメですよ〜。

『あると思って、見る』
ご自分や、身近な方がなくしものをしたときに
声をかけてあげてください。