シーズンオフに向けて

そろそろ11月も終わりに近づいてきましたね。

12月に入ると、音楽業界はシーズンオフに向けて
あわただしくなってくるらしい。
クリスマスコンサートやら、第九やら。

それに負けず、私も出演する発表会があるので
こちらで宣伝します。

【天華二胡学院 東京教室 第21回 発表会】
日時:2014年12月14日(日) 12:30開演
場所:きゅりあん大ホール(JR大井町駅前)
※無料でお楽しみいただけます。

6時間近いコンサートのうち、5分ほどのちょっぴり出演です。
曲は、大合奏 世界の名曲メドレー
カントリーロード/雨夜花〜阿里山的姑娘/アメージンググレース』
を演奏します。

プログラムがまだ決まっていないんですって。
出番が決まったらこちらでお知らせしますね。

6時間二胡に浸るのも、なかなかいいかもしれない。
昨年初めて参加したときは、しばらく二胡の音が耳から離れなくなりました。
お好きな時間に、休みながら楽しんでくださいね。
天華二胡学院:ブログ:2014年 東京教室発表会のおしらせ♪♪♪

今週のお題「年内にやっておきたいこと」〈2014年をふりかえる 1〉

歌のプレゼント

昨日は友人の結婚式に出席してきました。

実は初めて参加する結婚式なんです。
余興を頼まれ、勝手がわからないけれど
大切な友人にできるだけのことをしてあげようと
歌をプレゼントすることにしました。

結婚式の雰囲気に合いそうだし、
友人の名前にちなんで、いいかなと
以前から大好きだった
バッハ/グノーのAve Mariaに決めたところ
歌の師匠から「次のレッスンでは弾き歌いで」
との指令が......。

楽譜に付属されているCD で歌おうと思っていたので
とっても焦りました。
レッスンまでの2週間、必死で練習しましたよ。
おかげで、想像もしていなかった
弾き歌いのAve Maria が実現しました。

夏から準備を進めて
ピアノも歌も細かいところまで仕上げた曲が
新婦やご家庭に喜んでいただけて、ほっとしました。
大切に育てたわが子が、嫁いでいったような気持ちかも。

そのAve Maria 、今度は『クリスマス歌声の会』
で伴奏を担当します。

どなたも参加できる、楽しい会です。
クリスマスの歌を思いっきり歌いたい方は
ぜひご参加ください。

【クリスマス歌声の会】
日時:2014年12月21日(日)15:00〜17:00
場所:英国紅茶サロン メイフェア(新潟市中央区
料金:3,240円(中学生以下は半額)
内容:クリスマスソングを原語で歌います。
   賑やかなだけでない、本来の厳かなクリスマスを
   歌で味わいましょう。

※歌声の会に参加なさりたい方は、会場のメイフェアまで
 お電話(025-211-7007)ください。


【新潟】新潟市の紅茶専門店 《英国紅茶サロン メイフェア》【新潟ブログ】

今週のお題「年内にやっておきたいこと」〈2014年をふりかえる 1〉

アジアンあんこ

これ、なぁんだ。

おしるこ、にしては白っぽい

あんこと、つぶつぶしたものが入っている

つぶつぶは、タピオカです。
黒くて大粒でミルクティによく入っている、
あれです。

なぜか台所に
小粒のタピオカと
ココナッツミルクと
あんこの缶があり
あ!とひらめきました。

数年前に、ベトナム料理屋さんで食べた
チェーというおやつを作ってみよう。
ベトナム風ぜんざいのようなもので
タピオカやらフルーツやら何やら
いろんなものを入れるらしい。

そのお店のチェーは
ココナッツミルクにあんこを入れたような
シンプルなタイプでした。

ココナッツはあまり得意ではないけれど
こんな珍しいところであんこに出会ったら
食べないわけにはいきません。
この日は苦手なパクチーも食べられたんだし。

食べてみたら、意外とあんことの相性がいい。
アジアの味がする。って日本もアジアか。
まあ、とにかくおいしい。
数年たって再現してみようと思いたつほどに。

歌声の力

歌声の会に参加してきました。

【新潟】新潟市の紅茶専門店 《英国紅茶サロン メイフェア》【新潟ブログ】

新曲を6曲も立て続けに覚えて
サンドイッチやタルトにあんこのスコーンもいただいて
頭もお腹もいっぱいです。

私たちはなぜこんなにも歌に惹かれるんでしょうね。

カラオケでストレス発散する人もいれば
逆に、上手く歌えないことがコンプレックスになってしまう人もいるくらい
感情とか本能に関わっていることなのかもしれません。

日本の歌、イタリアの歌からは少し離れますが
最近NHKで見た番組をご紹介します。
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/140520.html

イギリスで有名なカリスマ合唱団指揮者、ギャレス・マローンが
職場で一から合唱団を作り、
4つの職場合唱団がNo.1を競い合う、というシリーズです。

会社の中で声をかけてメンバーを募集するシーンから始まります。
カリスマとはいえ「合唱団を作りにきました〜」
といきなり来ても
「歌はだめなの」と断られてしまったり
合唱経験者がなかなかいなかったり、出だしで苦労します。

オーディションを受けて、人数がしぼられるのですが
選ばれる基準は、歌唱力だけではありません。
パートのバランス、部署や立場のバランスも考慮して選ばれるところが、
普通の合唱団と異なるところです。

部署が違う、立場が違う、
合唱団がなければ話すことのない人たちが集まっているので
職場の中で”偉くない”立場の人たちは「わたしなんて」と怖じ気づいていたり
高度な技術を持った人(医師など)とそうでない人(物資運搬係など)との間に壁があったり。

テレビ(主にドラマかな)などで身につけた偏った見方かもしれませんが、
『外人さん』って、
自信たっぷり、前向きな人たちというイメージで
しかも、イギリスなんて合唱が盛んな印象だったので
恥ずかしがったり、不安になったり、感情を出せなかったりして
なぁんだ、同じ人間なんだ、と身近な存在に思えてきます。

少しずつ感情をさらけ出すようになったり
さまざまな立場の人がお互いに励ましあったり
ステージに立って聞いてもらえたことに喜んだりして
時間を追うごとに成長していくのが
自分のことのように嬉しくなってしまいました。

いい声が出て、ハーモニーが作れたとき
「わたしから音楽が作られてる!」と興奮して話していたのが印象的で
大人がこんなにがんばる姿って、なんかいい、と思いました。

歌を通して、仲間ができ
歌をプレゼントする喜びを知り
歌を聴いた人が勇気や幸せをもらう

歌声には歌う人も聞く人も一つにする力がある
だから歌に惹かれるのでしょう。

歌声を磨くことに携わることができて、幸せです。


ちょっとおまけ
一番グッときた水道会社の合唱団の成長ぶりをご覧ください。

優勝を決めた最後のステージ

古いけど新曲

明日は歌声の会、
日本の古い歌を歌いまくる日です。

今回は新曲(とっても古いけど)をいくつか追加するとのことで
ピアノ伴奏を1曲、依頼を受けています。

私が担当するのは『牧場(まきば)の朝』です。
ちょっとだけ予習しておきましょうね。

なんとなく懐かしい気がする、さわやかな歌です。

 ただ一面に立ちこめた
 牧場の朝の霧の海
 ポプラ並木のうっすりと
 黒い底から勇ましく
 鐘が鳴る鳴る かんかんと

 もう起き出した小舎小舎(こやごや)の
 あたりに高い人の声
 霧に包まれ あちこちに
 動く羊の幾群(いくむれ)の
 鈴が鳴る鳴る りんりんと

 今さし昇る日の影に
 夢からさめた森や山
 あかい光に染められた
 遠い野末に牧童の
 笛が鳴る鳴る ぴいぴいと

牧場で「鐘がかんかん」、ってなんだろうと思ったら
福島にある岩瀬牧場で生まれた曲で
オランダから友好の印として贈られた鐘のイメージをもとに作られたそうです。
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楽譜をいただいたとき、
前半のメロディはよく知っているから小学校で習ったのだろうけど
後半がどうも記憶にないなぁと、と不思議に思っていました。

こちらを見て納得。
前半のメロディだけ毎朝通勤で聞いていたらしい。
JRの湘南新宿ライン 赤羽駅で聞けますよ。

お寺でコンサート

今日は二胡のコンサートを聞いてきました。

場所が珍しく
鎌倉のお寺での演奏でした。

二胡奏者・ジャー・パンファン(賈鵬芳)

建長寺という大きなお寺

由緒あるお寺の凛とした空気が
ぽかぽか陽気の午後には心地よかった。

会場に入ると
意外と和やかな雰囲気で、すっかりリラックス。

演奏中に戸を開けていた時間帯もあり
風に乗って鐘や鳥の声が聞こえてきます。
コンサートホールよりも曲の風景が目に浮かび、
音楽が濃厚に感じられた気がします。

ステージ裏には素敵なお庭が広がっていました。
こんなところで演奏してみたいなぁ。