沖縄で台湾茶

あんこさんです。

今週のお題「オススメの気分転換法」

いつのまにか沖縄は梅雨明けしたようです。
蝉が朝から元気に鳴いていますよ。
初めて聞く鳴き声は迫力があって、
より夏らしさを感じます。


私の気分転換法は
お茶の香りを聞くことです。
昨日はお休みだったので
台湾茶のお店に行ってきました。
東京・広尾の台湾茶専門店 茶通で聞いたところ
沖縄は台湾に近いから、台湾茶のお店が多い
とのことで、楽しみにしていました。

ネットで探してみると、
家から歩いて15分のところにありました。

大通りからちょっと入ったところにあって
目立たないけど
とってもおしゃれで落ち着いた雰囲気です。
優しい店員さんが迎えてくれて
これはよさそう!という予感がしました。

メニューを見ると
いろんな種類の茶葉から選べること
聞香杯と飲杯で楽しむ方式
とわかりました。
食事・デザートもあって、迷ってしまいます。

今回は、梨山(りざん 又は なしやま)という
2,000mの高山で取れた、梨山茶と
お店の名物、魯肉飯(るーろーふぁん)と
杏仁豆腐を頼みました。

注文するとすぐにお茶道具を持ってきて
「淹れ方をご説明してよろしいですか」
と尋ねてくれました。
淹れ方はだいたい知っているけど
店員さんが説明するのを聞くのが好きなので
ワクワクしてきました。

難しい用語は使わず、丁寧に説明してくださるので
初めてでもちゃんと淹れられるようになりますよ。

テーブルでお湯を沸かすので
あっつあつを楽しむことができます。

今週のお題、オススメの気分転換
には、あっつあつのお湯が欠かせません。

聞香杯という小さくて細長い器で香りを楽しむには

  1. 一杯目をあっつあつのお湯で淹れること
  2. 聞香杯があっつあつであること

が必要な条件です。

今回はバッチリ香りが引き出せていました。

香りを『聞く』、という言葉は
香りだけに集中している感じがして好きなんです。
(あんこを『炊く』の次に好き)

最初はお茶の青々とした爽やかな香り
次に息を吸い込むと、クチナシのような甘い香り
最後に残るのは、綿あめのような
香ばしくて甘い香り・・・

目を閉じて香りに耳を澄ませて聞いていくと
数秒間で心も体もリセットされています。


程よいタイミングを見計らって
ご飯とデザートが運ばれてきたり
エアコンの温度を気にしてくれたり
BGMはジャズやクラシックのピアノだったり
空間もリラックスできるお店でした。


ゆいレールの美栄橋から徒歩5分以内
ニューパラダイス通りにあります。
沖縄にお越しの際、よかったら足を運んでみてください。

流求茶館ホームページ